フラメンコで使う楽器は、ギターとパルマ(手拍子)が基本です。
<ギター>
ギターは見た目はクラシックギターと似ていますが木の素材が薄く、乾いた音が出やすいようになっています。
ラスゲアードと呼ばれるかき鳴らす手法やゴルペと呼ばれるギターを叩く音などが、フラメンコギターの特徴とされています。
<パルマ>
パルマはただの手拍子ではなく、音の強弱だったり、音階、裏のリズムなど多岐に渡る技術を必要としますので、パルメーロと呼ばれるパルマを叩く専門の人たちもいるくらいです。
<カスタネット>
カスタネットもフラメンコの代名詞として有名な楽器です。
<カホン>
また、カホンと呼ばれるパーカッションも最近定着してきました。
このカホンが入ることで、音楽性が一気に高まりますね。
<その他>
その他にはバイオリンやフルート、ベースなども入ることが多く、音楽としても一般的に広まってきています。
<フラメンコシューズ>
最後にもう一つ、踊り手が踏み鳴らす足の音もパーカッションと同じです。専用の靴の裏には釘が打ち込んであり、その靴で床を踏むことにより音を出します。そういう意味では、フラメンコシューズも楽器と言えることができます。